このところ何かと注目を浴びるようになった北欧諸国。
その中の一国スウェーデン発の、エンターテインメント超大作が「ミレニアム」三部作だ。
三部作の第一作品を読み終えた。
上下合わせて約800ページの大作だが、長さを感じさせない圧倒的な面白さだった。
主人公は、雑誌『プレミアム』の発行責任者・共同経営者・記者のミカエル・ブルムクヴィストと、背中にドラゴンのタトゥーを入れたフリーの女性調査員リスベット・サランデルの二人。
この二人のキャラクター造形が実にいい。
今の私とほぼ同じ年齢のミカエルに感情移入できるところがいい。
だが、それ以上にリスベットのキャラクターには正直やられた。
書評家の大森望氏は「史上最強・最萌の女探偵、リスベットに惚れた。」と下巻の腰巻に書いている。
このコメント、よーくわかる気がする。
あらすじをごく簡単に書くと、孤島で起きた少女失踪事件の謎に二人が迫るというもの。
底流に、スウェーデンではそういった傾向が強いような印象を持ったが、表に出ない女性に対する暴力行為への糾弾があるように思う。
そしてそこに、もともとジャーナリストだった著者の遺志が表れているようにも思う。
実は今日から「ミレニアム2」を読み始めた。
やはり、リスベットの動向から目が離せない。
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