2013年06月06日

私好みの特集が一つ二つ

雑誌「東京人」の最新号を、3月号に続いて、また買った。
「東京人」は1年に1回のペースで買うことが多い。
鉄道が特集のときである。
最新号も鉄道特集、メインのテーマは「東京鉄道車窓100」。

実は昨年の3月号でも似たような特集をしている。
「東京鉄道遺産100」がそれだ。
そのときが好評を持って迎えられたのかもしれない。

「100選」を選ぶのは以下の四人。
評論家、川本三郎
大学教授、原武史
写真家、丸田祥三
ライター、内田宗治
原武史は“鉄”学者のあの人だ。
それぞれの個性が出て、なかなか面白い座談会になっている。
私が選ぶなら、どうしても中央・総武線沿線、あるいは東海道新幹線沿線が選ばれることになる。
春になると桜が咲く四ツ谷から飯田橋にかけては、やはり私なら選ぶな。
100選はすべて写真付きで紹介されている。

と、ここまでは「東京人」らしいと思うところ。
ところがこの号では将棋の話題にも足を踏み入れている。
一部で話題になった第2回電王戦の取材録が掲載されているのだ。
「プロ棋士とコンピュータソフトの共存の行方。」。
将棋専門誌以外で8ページもの特集をした雑誌が他にあっただろうか。
ああ驚いた。

私にしてみたら一号で二度美味しい号でした。
posted by s-crew at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌・ムック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

羽生の将棋観を引き出す

「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる」 梅田望夫 著 中公文庫 読了。

文句なく面白い。
ここ数年の間に読んだ将棋本の中ではナンバーワンに推す。
それだけの刺激や示唆に富んだ本だ。

やはり「ウェブ進化論」の梅田望夫が、羽生善治について語る、あるいは羽生善治と対談をする。
面白くならないわけがないではないか。

この文庫本、もともとは「シリコンバレーから将棋を観る 羽生善治と現代」「どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?−現代将棋と進化の物語」の2冊を再編集し、加筆修正したもの。
もともとが2冊だなんて、言われなければわからないほど滑らかに繋がっている。
よく出来ている、言い換えれば、うまく編集されている本だと思った。

特に印象に残っているのは第八章の『大局観と棋風』。
ここを読むと、確かに羽生は他の棋士とは違う、(だから勝てるのだろう)と思うのではないか。

第七章と第十二章の羽生と梅田望夫との対談にも唸らされることが多々あった。
梅田は、羽生から多くのことを引き出している。

将棋を指す方ももちろんだが、将棋は下手だけど観るのだったら好きだという方がいたら是非手にとってほしい。
将棋の奥深い世界にはまっていくこと間違いないであろう。
posted by s-crew at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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