2014年01月21日

「成長から成熟へ」

「成長から成熟へ」 天野祐吉 著 集英社新書 読了。

サブタイトルは『さよなら経済大国』とある。
コラムニストにして、休刊した雑誌『広告批評』の創刊編集長・天野祐吉による“日記のようなもの”とのことだが、しっかりと鋭い評論になっている。

構成は以下のとおり。
 プロローグ 世界は歪んでいる
 第一章 計画的廃品化のうらおもて
 第二章 差異化のいきつく果てに
 第三章 生活大国ってどこですか
 エピローグ 新しい時代への旅

プロローグから考えさせられる。
リニア中央新幹線に真っ向から反対している。
その考えに同調できるところが多く、鉄分の濃い私も要らないなという気になる。

また第三章で、政府の広報活動について触れている。
広報活動には「行政広報」と「政策広報」の二種類あるという。
そして「政策広報」をやっている国は日本くらいだとも。
この本を読むと、税金を使って「政策広報」を出すのは問題があると理解する。

この本のいいたいことを簡潔に要約するなら、日本は経済で一位だの二位だの争うのではなく「別品」の国を目指すべきだということ。
「別品」、いい響きだ。
じっくりとかみ締めて読みたい一冊だった。
posted by s-crew at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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