2014年02月28日

「華氏451度」

「華氏451度」 レイ・ブラッドベリ著 宇野利泰 訳 ハヤカワ文庫 読了。

華氏451度、それは紙が自動発火する温度。
小説の舞台は近未来、本の所有を禁じられた世界。
所有していることが露見すると、焚書官がやって来て本を燃やしてしまう。

主人公は焚書官モンターグ。
ある日ふとしたことから本を手にする。
そして隠して所有するようになる。
この先は…

普段SFをあまり読まない私だが、以前取り上げた「ノックス・マシン」収録の作品を読んでこの小説を読んでみようと思った。
面白い小説は、他の本を手に取らせる効能がある。
この「華氏451度」を読んで、他のSFにも手を伸ばそうかなと思った。

内容とはあまり関係ないところで、二つ書いておきたいことがある。
まず、この小説は漢字に出来るところでも、特に会話の部分で、ひらがなになっているところが多い。
ここに強い意図を感じる。
少々強引に過ぎるかもしれないが、本のない世界では、思考が浅くなってしまうことを暗示しているのではないかと思った。

二点目、出版不況の視点から解説がされていた。
これはどうなのだろうか。
SFの文脈での解説を読みたかった。

ちなみに本が自然発火することは、この小説内では出てこない。
にもかかわらず「華氏451度」というタイトルになぜしたか。
その点を考えながら読むと、さらに深いところまで読み込むことが出来るのではないだろうか。
心に残る一冊だった。
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2014年02月26日

「週刊サッカーダイジェスト」3.11号

いよいよ今週末から今シーズンのJリーグが始まる。
そこで久しぶりに「サッカー記事から」のカテゴリをアップしたい。
取り上げるのは最新号の「サカダイ」。

元紀のインタビュー記事がある。
『覚悟の10番』。
なんかもう少し面白く出来たのではなかろうかと思った。
元紀が今一つ乗り気じゃなかったのか。
6月以降も残るのかとインタビュアーが訊いている。
答えは… やはりまだこう答えるんだろうな。

インタビュー記事以外ではやはり開幕直前大予想が気になる。
エスパルスの予想はといえば、この順位ですか。
すぐ下がグランパス。
開幕戦から中位を争うことになるのか。
細かいところでは、得点王の予想、サカダイ編集部の面々が、ノヴァコヴィッチを何人も得点王候補に挙げているのが意外。
それならエスパルスの順位ももっと高い順位を予想しろよといいたくなった。

J2の順位予想の次のページの、J2マニアック座談会が面白かった。
注目選手として、佐藤拓也が白崎(と中島翔哉)をあげていた。
よしよし。
ワールドカップ期間中、J1は中断するが、J2は試合がある。
生観戦主義の私は、6月の週末はJ2行脚に忙しくしていそうな気がしている。
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2014年02月25日

「ケトル VOL.17」

またも大瀧詠一特集のムックを取り上げたい。
「ケトル」2月15日発売の最新号、特集は『大瀧詠一が大好き!』。

「ケトル」は今まで買ったことはなかった。
ただ前の号がタモリの特集でよく売れているという話は聞いていた。
その号に載っていた次号の予告では「一番早い、東京特集」だった。
それが急遽予定を変更して大瀧詠一特集にするとは。
よく言えば機を見るに敏、他の言い方をすれば商売上手といえるだろうか。

ケトルで話は脱線するが、小学校中学校の同級生に床屋の息子がいて、彼の店の屋号が「ケトル」だった。
毛を取るのね。

話を戻して大瀧詠一。
このムックでは、大滝ではなく大瀧で統一している。
読んで感じたのは、ミュージシャン大瀧詠一よりも、文化人大瀧詠一の比重が高いこと。

印象に残っているコーナーは「大瀧イズムここにあり 大瀧詠一の金言集」。
『いいものを見つけるにはダメなものを数見なくてはいけないんだ』。
やはり数をこなすことは大事なんだなと確認する。

もう一つあげるなら「大瀧詠一『モノ』図鑑」の滝、「駄洒落は知識人のなせるワザ」。
そうなんだよ、よし、早野おつと言われようと、言ってやる。

ちょっとやりすぎかなと思ったのは「必聴!大瀧詠一元ネタ集」。
モチーフとなった曲を取り上げているが、ここまでやる必要があるのかちょっと疑問に思った。
そういいながらも、元ネタをyou tubeで探してみようと思っているけど。

読み終わって思ったのは、大瀧詠一入門篇としては手ごろかなと思った。
さてこの号の売れ行きはどうなのだろうか。
こっそり教えてもらおうかな。
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2014年02月22日

『週刊東洋経済 臨時増刊 「鉄道」完全解明2014』

「週刊東洋経済」は毎年のように鉄道特集を組む、あるいは増刊号を出す。
今年もご他聞に洩れず増刊号が出た。
切り口はというと、やはりビジネス週刊誌が作るだけに、ビジネスマンのための鉄道ガイドとなる。

全部で6つのpartに分かれている。
 part01 超深堀り!鉄道ビジネス
 part02 豪華列車の経済学
 part03 地方鉄道大変革時代
 part04 安全・正確ダイヤを維持せよ
 part05 異常気象に立ち向かう
 part06 鉄道四季報

ざっと読んでみて一番印象に残っているのはpart02だろうか。
「ななつ星in九州」に乗ってみたくなる。
特に調度品に触れてみたい。
また「ななつ星in九州」の仕掛け人、JR九州社長の唐池恒二氏のインタビューは興味深く読んだ。
「ななつ星」ではなく「ななつ星in九州」でなくてはダメなのね。

あるいはpart04の中で北海道を取材旅行した記録がある。
そこには雪深い北海道だから鉄道が必要という、部外者にはうかがい知れないことが書かれていた。
なんとか再生への道を歩んでほしいと思う。

あとは、三陸鉄道に乗ってみたくなる。
三陸鉄道社長のインタビューもある。
これを読めば、「あまちゃん」がもっと面白くなるかも。
私は見てなかったけど。

全体的には、少子化傾向が強まっていることもあって、厳しいんだなあと思わせる記事が多かった。
それでも、いや、だからこそ応援する意味をこめて鉄道に乗りたいと思う。
サッカーシーズン開幕を前に、いかに試合と鉄道の旅とを融合できるか、じっくりと検討したい。
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2014年02月21日

「レコード・コレクターズ」3月号

昨年の12月30日に大滝詠一が亡くなった。
12月の旅人になってしまった。

追悼大滝詠一特集がいろんな雑誌で組まれている。
そんな中、今回取り上げるのは「レコード・コレクターズ」の最新号。
活動期間を二期に分け、ひとまずは1969-1979。

まず大滝詠一はどんな人物だったのか。
雑誌内の萩原健太が紹介する山下達郎の言葉を引用したい。
「大滝さんがどんな人か、みんながぼくに訊ねる。そういう人にはこう答えるの。“話してもいいけど三日三晩かかる。で、さんざん話を聞いたあとあなたはこう言うに決まってる。そんな人はいない…って。”」
幅の広さをと深さを表している。

続いて1969-1979。
この期間私は同時代で新譜を聞いていたわけではない。
「ロンバケ」を聞いて、もっと他の作品を聞きたくなり、さかのぼって作品に触れるようになった。
「ナイアガラ・ムーン」と「ゴー!ゴー!ナイアガラ」の二枚のアルバムが印象に残っている。
高校一年の夏休み、クラスメートにやはり大滝ファンがいて、かれがこの2枚のアルバムを持っていた。
彼からアルバムを借り、60分テープのA面とB面に収め(どちらも30分弱の収録時間だった)、繰り返し聞いた。
その後、コレクターの気質がでてきて、アルバムを結局買ってしまった。
「ナイアガラ・ムーン」のB面の3曲目「楽しい夜更し」は楽しい。

コレクターの気質からか、追悼大滝詠一特集の雑誌・ムックをできるだけ集めたいと思っている。
また近いうちにこのブログにウップすることになるだろう。
合掌。
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2014年02月20日

『世界と闘う「読書術」 思想を鍛える1000冊』

『世界と闘う「読書術」 思想を鍛える1000冊』 佐高信 佐藤優 著 集英社新書 読了。

「読書術」とあるが、これは「読書録」ではないか。
佐高信と佐藤優がテーマに沿って、読んだ本をあげて議論を深めていく。
テーマ毎に章になっている。
章立ては以下のとおり。
 第一章 宗教・民族と国家
 第二章 家族と国家
 第三章 戦争・組織
 第四章 日本とアメリカ
 第五章 沖縄・差別の構造
 第六章 日本・日本人
 第七章 文学・評伝・文芸批評
 第八章 社畜とブラック企業
 第九章 未来を読む

まず二人の読書量に圧倒される。
圧倒されるので内容についてはこれ以上触れない。
巻末に『佐高信が選ぶ、ジャンル別・必読「新書」リスト』がある。
この中で私が読んだものを書名だけあげてみたい。

「憲法九条を世界遺産に」
「哲学入門―生き方の確実な基礎」
「オバマ・ショック」
「共生の大地 新しい経済がはじまる」
「『噂の眞相』25年戦記」
「タテ社会の人間関係―単一社会の理論」
「住宅貧乏物語」
「論文の書き方」
「満鉄」
「白球太平洋を渡る―日米野球交流史」
「時刻表の旅」
「エビと日本人」
「日本語の素顔」
「日本の近代小説」
「文学入門」
「活字たんけん隊―めざせ、面白本の大海」
「活字のサーカス―面白本大追跡」
「生きることと考えること」
「本はどう読むか」
「考える技術・書く技術」
「知的生活の方法」
「発想法―創造性開発のために」
「続・発想法―KJ法の展開と応用」
「日本語練習帳」
「日本語の起源 新版」
「日本人の英語」

洩れているのもあるし、逆に買っただけで読んだ気になっているものもあるかもしれない。
私が思うほど読み込んではいなかった。
まあリストを参考にして、もう少し読了リストを増やしたいと思う。
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2014年02月19日

PSM 対フロンターレ@アイスタ

ちょっと時間がたってしまったが、日曜日に行われたPSMエスパルス対フロンターレ戦を振り返ってみたい。
まずスコアが5対1、大勝と言っていいだろう。
これはフロンターレのメンバーがサブ組み中心だったことが大きな要因。
それを踏まえて5対1をどう見るかということになるが、いいスパーリングが出来たと見る。

まず攻撃面では、駿が目立っていた。
特に得点シーンは、そこに至る崩しやクロスも含めて非常に良いものだった。
何度も見られるのではないかと期待している。
この得点シーン以外でも、武者修行を積んできたと何度も思わせていた。

攻撃面ではないが、大輔もよく顔を出して目立っていた。
最終ラインに入ってボール回しに参加していたし、さらにスローインのボールをもらうことさえしていた。
昨年スローインのボールを受けたシーンを見た覚えがない。
なんか今年の大輔は違うかもしれないと思った。
が、その矢先に一発退場。
これで開幕戦が出場停止になってしまった。
高い授業料を払った格好だ。
ただ、試合に復帰したら、臆せず最終ラインのボール回しに参加してほしいと思う。

新戦力組みでは善朗が出場した。
これはこれでリズムが変わって面白いと思ったが、もう少し長い時間見てみたい。
そうそうノヴァコヴィッチは貫禄の2得点。
駿とのツインタワーは、相手チームにとって脅威だろう。
またセットプレーのディフェンス時に何度もボールを跳ね返していた。
この点でも大きな戦力を得たように思った。

このチームにキャプテン浩太が加わる。
楽しみだ。
今シーズン期待している。
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2014年02月15日

「真夏の方程式」

「真夏の方程式」 東野圭吾 著 文春文庫 読了。

こりゃまた季節外れの本を読んだもんだ。
自分なりの理由があるのだが、つまらないこだわりだと思う。
やっぱり夏に読むべきだったか。
いや、夏に読んでも…

東野圭吾でもっとも売れるシリーズと言ってもいいガリレオシリーズ。
さらに映画の原作本でもある。
帯を見るとミリオンセラーになっているとのこと。
しかしなあ…

映画の原作本というよりは二時間ドラマのノベライズものに近いという印象を持った。
舞台が夏のリゾート地というのも、そういう印象を持たせた要因だ。

ここで本の裏を見ると、帯にガリレオシリーズの装丁5点が載っている。
その中で、この「真夏の方程式」だけテーストが違うように思った。
思い至ったのは、この作品はシリーズ番外編と位置づけるのが正しいのではないかということ。
それであれば多少は理解できるか。
それにしてもなあ。

この作品が新人のデビュー作としたらどのくらい売れるのか。
うーん、考えないほうがいいのかも。
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2014年02月13日

「村上ラジオ2 おおきなかぶ、むずかしいアボカド」

「村上ラジオ2 おおきなかぶ、むずかしいアボカド」 村上春樹 文 大橋歩 画 新潮文庫 読了。

村上春樹が雑誌ananに連載していたエッセイをまとめたもの。
1つのエッセイが3ページと絵で1ページ、4ページで一つの話が終わる。
2とあるからには1もあるわけで、それも新潮文庫から出ている。
読んだかどうだか定かではなかったので、立ち読みで目次を見たら、なんとなく読んだ覚えがあるようなタイトルだったので、多分読んでいるのだろう。
また、画が安西水丸なら村上朝日堂になるな、なんてことも思った。

手にとって違和感を感じた。
最初はよくわからなかったが、文庫版後書きのところを開いて、違和感の原因に気づいた。
紙が厚いんだ。
新潮文庫は他の文庫に比べ薄い紙を使っていると感じていたが、この本は逆に厚い。
ページ数が少ないので(225ページほど)、中身ではなく物質的に薄っぺらさを出さないように紙の厚さに手をつけたのだろうと推測する。

エッセイの中身は、どちらかといえば脱力系。

「アボカドはむずかしい」というエッセイがある。
この中に「たとえば学芸大学から新木場まで、地下鉄をどのように乗り継いで行けばいちばん速く着けるか、というのも難度の高い問題のひとつだ。」とある。
私は考えた。
学芸大学から中目黒まで東横線。
そこから日比谷線で日比谷へ出る。
そこで徒歩で有楽町線有楽町駅に出て有楽町線に乗り換える。
新木場到着、これが速くて安い。
日比谷駅から有楽町駅まで徒歩を挟むのがポイント。
東京メトロでは乗換駅になっているので安上がり。
そんなに難しくないですよと、村上春樹さんに教えたくなった。

「村上ラジオ3」というのも単行本で出ているらしい。
文庫になったら読もうかな。
気楽な気持ちで本を開きたい。
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2014年02月11日

エスパルスユース対帝京高校@鈴与三保G

昨日エスパルス公式サイトを見ていたら、今日行われるユースの試合の時間と会場の変更が発表されていた。
朝起きられたら行こうと思った。
起きられた。
で鈴与三保グラウンドに向かった。

スーパーリーグ、エスパルスユースの相手は帝京高校。
ユニフォームを見て、あれっと思った。
青のユニ。
黄色のシャツに水色のパンツではなくなっていた。

キックオフ、ボールを保持するのはエスパルスユース。
ただ、なかなか危険なポジションまでは運べない。
北川と宮本がいないと厳しいのか。
そうなると水谷の存在に注目せざるを得ない。
この日はまず右SBでスタート。

前半エスパルスユースのシュートは、私の集計では1本。
その1本が決定機であったが、相手GKのファインセーブで得点ならず。
以前、東山高校との試合を見たときも、前半は歯がゆい内容だった。
この日も前半は歯がゆい内容だった。
スコアレスで折り返す。

後半キックオフ。
15分くらいだろうか、森主がワンツーで中央突破、ラストパス、最後は25番(西澤かな)が落ち着いて決める。
ここから試合は動き出す。
帝京3番のミドルシュートが決まって同点。
さらに波状攻撃から帝京逆転ゴール。
負けられないエスパルスユースは左SBにポジションを移した水谷がサイドをえぐってクロスを入れると11番(望月かな)が押し込んで同点に追いつく。
直後に決定機があったが決めきれず、結局ドローに終わる。
勝てた試合だったと思う。

失点をしたとはいえ、後半の出来は悪くなかった。
なかなか楽しめた。
これで北川と宮本が戻ってくればと期待は高まる。
徐々にチームとして骨格が固まってきてるかなと思う。
これで新1年生が加わればどうなるか。
いい化学反応が起こることを期待したい。

2014年02月07日

「笑う警官」

刑事マルティン・ベック 笑う警官」 マイ・シューヴァル ペール・ヴァールー著 柳沢由実子 訳 角川文庫 読了。

刑事マルティン・ベックシリーズは警察小説の金字塔と言われていた。
その新訳シリーズが昨年から始まった。
これは読まねばなるまい。
早速手に取った。

もともとこの小説はスウェーデン語で書かれていた。
日本への紹介は、スウェーデン語から英語に翻訳されたものをまた日本語に翻訳するという形で進められた。
今回の新訳はスウェーデン語から直接日本語に翻訳されている。

最初に翻訳されたこの「笑う警官」は、シリーズ第一作ではない。
シリーズで一番評価が高かった第四作だ。
出版社の戦略もあるのだろうが、出来れば発表順に刊行してほしかった。
私はそんなところにこだわってしまう人間なのだ。

舞台はスウェーデンの首都、ストックホルム。
二階建てのバスの中で9人が殺されるという事件が起こった。
そのうちの一人は刑事だった。
手がかりがほとんどない中、捜査を進めるマルティン・ベックを中心とする殺人捜査課の面々。

読んでいて思ったのは、これはヘニング・マンケルの刑事ヴァランダーシリーズと感じが似ているということ。
話が逆というべきなのかもしれない。
刑事ヴァランダーシリーズがマルティン・ベックシリーズに似ているというべきなのだろう。
だからと言って、刑事ヴァランダーシリーズを不当に貶めるつもりは毛頭ない。
どちらも面白い。
また翻訳者も同じなので、いっそう雰囲気が似ていると感じるのかも知れない。

時代背景も知っておくにこしたことはない。
ヴェトナム戦争反対のデモが日常的に起こる時代。
またスウェーデンに続々と移民が来る時代でもある。

じわじわと来る面白さがある。
このシリーズは1年に一作ずつ翻訳されていく予定とのこと。
読みたい、と思う。
あと九作。
待ち遠しい。
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2014年02月05日

「男の隠れ家」3月号

「男の隠れ家」という雑誌がある。
年に二度、冬と夏に鉄道特集を行っている。
その特集も、ローカル線や寝台列車と、絞ったものになっている。
最新3月号の特集もローカル線、その名も「元気です、ローカル線!」。

別にいちゃもんをつけるわけではないが、この特集のキャッチを見て、違和感を覚えた。
ローカル線は元気なのか?元気だったら幹線になるんじゃないの、と思ったのだ。
少し懐疑的な目で特集を読み進めた。

深く掘り下げられて記事になっているのは、以下の八路線。
・秋田内陸縦貫鉄道
・山形鉄道フラワー長井線
・ひたちなか海浜鉄道
・いすみ鉄道
・樽見鉄道
・北近畿タンゴ鉄道
・若桜鉄道
・くま川鉄道
詳しく確認はしていないが、これらの八路線はすべて第3セクターではないか。
第3セクターは、多くの路線が赤字というイメージが私にはある。

この中で乗ったことがある路線は、ひたちなか海浜鉄道全線と、北近畿タンゴ鉄道の電化されている区間。
まず、ひたちなか海浜鉄道にはいいイメージがある。
私がブログに乗ったことを書いたら、社長と思われる方からコメントが来た。
また乗って応援したいと思った。
北近畿タンゴ鉄道は、天橋立に行くときに乗った。
有名観光地があるが経営は苦戦していると聞いている。
未乗区間は乗ってみたいが、遠距離でもあって機会があるのかどうか。

乗ったことのない路線で、この記事を読み、乗ってみたくなったのは千葉県のいすみ鉄道だ。
この会社の社長は、地元住民に「乗らなくてもいいですよ」と言っていて、観光客にも「来ていただいても何もありません」と公言しているそうだ。
へそ曲がりな私は、この記事を読み無性に乗ってみたくなった。
社長さんの策略にはまっているのかも知れない。

全体的に、元気かどうかは別にして、ローカル線にはその路線独自の魅力があると伝わる記事になっている。
私の了見が狭かったかなと思う。

今年は、例えばガイナーレの試合を見にいたついでに若桜鉄道に乗る、こんな計画を立てられたらと思った。
ブラウブリッツと秋田内陸縦貫鉄道をセットで…
これは現実的ではないかな。
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2014年02月04日

「知的創造の作法」

「知的創造の作法」 阿刀田高 著 新潮新書 読了。

阿刀田高という作家をご存知だろうか。
短篇小説の名手であり、また「イソップを知っていますか」といった古典のダイジェストエッセイでも知られる。
と書いた私だが、実は一作も読んだことがない。
気になる名前ではあったのだが。

それが今回、阿刀田高の書いた新書を読んでみる気になった。
それは題名の中にある「知的創造」という言葉に引かれたからだ。

全部で五章からなる。
 第一章 ダイジェストする力
 第二章 アイデアの井戸を掘る
 第三章 閃く脳味噌の育て方
 第四章 知的創造の海へ
 第五章 私の読書、私の執筆作法

読んでみての感想は、作法という言葉がポイントなのかな、というもの。
よくこの手の類の本では「…の技術」あるいは「…の方法」といった題名になることが一般的だ。
それが何で作法なのかな、と読んでる最中に思った。
なんとなく知的作業と知的方法が混ざっての作法なのかなと思い、また心構え的なことを言っているから作法なのかなとも思った。
鵜呑みにするのではなく、それこそ自分なりに咀嚼ダイジェストする必要があるのかもしれない。

今回は阿刀田高の別の本を読もうという気にまでは至らなかった。
また別の知的創造の本を探そうかなと思った。
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2014年02月03日

「ソトコト」2月号

3月号が2日後に出るというのに、今頃「ソトコト」2月号を読んだ。
買ってからしばらく積ん読状態になっていたが、さすがに新しい号が出るまでに読もうと、今日になってから読んだのだ。
この雑誌を買ったのは特集が気になったから。
特集は『なじみの本屋』。

そもそも「ソトコト」とはどんな雑誌なのか。
表紙の上には『ソーシャル&エコ・マガジン』とある。
これだけでは漠然としていると思い、サイトを見てみた。
こちらには『ロハスピープルのための快適生活マガジン』とある。
さらに「ソトコト」とはどんな意味なのか気になった。
アフリカのバンツー語で『木の下』の意味だという。
なんとなく輪郭が掴めてきた。

表紙はブックディレクターの幅允孝氏。
雑誌の中でも『なじみの本屋論』を展開している。
なるほどね、と拝読する。

特集『なじみの本屋』では、日本全国(プラスフランス)91の書店が紹介されている。
いつものパターンで、私が行ったことのある書店をピックアップしてみる。

長崎書店(熊本市) 川又書店エクセル店(水戸市) 丸善書店丸の内本店(千代田区) 
煥乎堂前橋本店(前橋市) 須原屋本店(さいたま市) 中島書店(千葉市) 
BOOKS昭和堂(習志野市) 東京堂書店神田神保町店(千代田区) 青山ブックセンター本店(渋谷区)
三省堂書店神保町本店(千代田区) 八重洲ブックセンター本店(中央区) 
紀伊國屋書店新宿南店(渋谷区) ジュンク堂書店池袋本店(豊島区) 往来堂書店(文京区)
山陽堂書店(港区) ブックスルーエ(武蔵野市) あゆみBOOKS荻窪店(杉並区)
らくだ書店本店(名古屋市) 恵文社一乗寺店(京都市) フタバ図書TERA広島府中店(広島県府中町)
小山助学館本店(徳島市) 宮脇書店総本店(高松市) 金高堂本店(高知市) 好文堂書店(長崎市)
三月書房(京都市)

25店舗か。
今年は遠征したら、ここに掲載されている書店の顔を出してみようか。

あと私の行きつけの書店は西荻窪駅そばのS堂です(特に名は出さないでおく)。
タグ:書店
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2014年02月02日

上信電鉄 高崎〜下仁田

ローカル私鉄に乗ってきた。
今回乗ったのは群馬県の上信電鉄。
高崎駅から終点下仁田駅間を往復してきた。
片道1080円、往復2160円。
一日フリーきっぷも2160円、私はこのフリー切符を購入して往復してきた。
DSC00074.JPG

今回なぜこの私鉄に乗ろうと思ったか。
それは、この私鉄の駅に南蛇井駅と馬庭駅というのがあり、昨年巳年、今年午年にちょうどいい路線かなと思ったのだ。
ちなみにその一、南蛇井はなんじゃいと読む。
ちなみにその二、同じ路線で蛇(巳)と馬(午)があるのはこの路線だけとのこと。
高崎駅の窓口では、南蛇井と馬庭の記念切符も売っていた。
わたしはそこまで手を広げていないのでパス。

高崎駅から下仁田駅まで約一時間。
途中下車しなかったが、多くの駅でレンタサイクルが用意してあるようで、ちょっと気持ちが動いた。
観光に力を入れているのはわかった。
特に途中の中心駅である上州富岡駅は、富岡製糸場の最寄り駅。
世界遺産になったら観光客も増えるでしょう。

DSC00076.JPG
下仁田駅

DSC00078.JPG
下仁田駅に停車中の車両

今回は駆け足で往復しただけになってしまった。
次回来る機会があれば、じっくりと回りたい。
レンタサイクルにも乗りたいし、富岡製糸場も見学したい。
さて、いつになることやら。
タグ:上信電鉄
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