2014年03月19日

「レコード・コレクターズ」4月号

2号にわたる「レコード・コレクターズ」の大滝詠一特集。
最新4月号は『追悼特集 大滝詠一 1980-2013」。
年譜でいえば、ナイアガラレーベルがCBSソニーに移籍した以降ということになる。

1980年以降に限った話ではないが、この特集の中で特に興味を持ったページが二つある。
まず「大滝詠一の変名を“解題”する」。
大滝詠一は、アレンジャーのときに使っていた多羅尾伴内をはじめ、いくつもの変名を持っている。
その変名を紹介しているページが面白かった。
例えば、厚家羅漢(あっけらかん)とその従兄弟という設定の素家羅漢(すっからかん)。
素家羅漢は『クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター』は曲目解説をしていた。
これは覚えている。
あるいはレコーディング・エンジニア/ミキサーのときの変名、笛吹銅次。
これは吉野金次、伊藤銀次がいるなら銅次もという発想から作られた変名。
こういった発想に強く惹かれてしまう。
さらに臨機応変をもじったRinky O'henなんてのもある。
『スーダラ伝説』のスーパーヴァイザーでした。
昔私がいろんなハンドルネームを使っていたことがあったが、このあたりは大滝詠一の影響があったと、今にすると思う。

もう一つ強い関心を持ったのが「『フィル・スペクター 甦る伝説』をめぐって」、これは藤脇邦夫による。
この藤脇邦夫という人物は、昔私がこういった人になりたいと思っていた出版社の営業マンである。
最近はあまり文章を見かけなくなったと思っていたら、ここで出てきたか。
1990年に「フィル・スペクター 甦る伝説」が刊行された。
大滝詠一が解説を書いているということもあり、買って読んだ覚えがある。
この本の出版に藤脇邦夫が密接にからんでいた。
今にして思えば当然かと思うが、そのときは意識していただろうか。
覚えがない。
今、この誌上で裏話を読むことが出来て、良かったと思う。

さて、また3月21日がやってくる。
それぞれの人、それぞれの時、そして「EACH TIME」。
合掌。
posted by s-crew at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌・ムック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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