2010年08月06日

南アフリカ開催に意義有

「ワールドカップは誰のものか FIFAの戦略と政略」 後藤健生 著 文春新書 読了。

当初はワールドカップが始まる前に読まれることを想定して書かれたと思われる。
奥付けを見ると5月20日発行。
それなのに大会が終わってから読むというのが、ひねくれものでのんびりやの私らしいと思ってみる。

著者はサッカー雑誌等でおなじみのサッカーライター界の大御所。
生観戦した試合数は約4400、「生観戦が一番」がモットーだそうで、この言葉には親近感を覚える。

本書は、序章・第1部『ワールドカップと政治』・第2部『南アフリカ開催の意義』・終章という構成になっている。
第1部では、ワールドカップへの政治の介入であったり、FIFA内の政治力学から開催国が決まったりといったことが記されている。
また第2部ではサッカーだけではなく南アフリカのスポーツ全体にも触れていて、南アフリカという国の輪郭を掴みやすくしているように感じた。

終章を読んで、日本で開催する意義を強くアピールしないと、2022年のワールドカップ開催は厳しい、オーストラリアが本命になると思った。

大学院で国際政治を専攻した著者の、著者らしさが十分に発揮された一冊だと思う。
posted by s-crew at 23:54| Comment(2) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この本、私としてはかなり興味をそそります。
また近いうちにお借りしてもよろしいでしょうか?
Posted by 東山米鈍 at 2010年08月08日 11:42
了解しました。
土曜日にお渡ししたいと思います。
Posted by s-crew at 2010年08月13日 08:17
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読後評:ワールドカップは誰のものか  タイトルからして、カタール決定後 最も知りたい事がここに(笑)
Excerpt: 2018年、2022年のワールドカップがそれぞれ、ロシア、カタールに決定したことがサッカー・ファンにショックを与えている今日この頃(その国のファンを除いて) 今、実に響くタイトル=「ワールドカップは誰..
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Tracked: 2010-12-12 10:36
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