2011年06月14日

世界観は私の想像を越え

「ディスコ探偵水曜日」 舞城王太郎 著 新潮文庫 読了。

メモを見ると5月1日に読み始めて、5月20日に読み終えている。
上中下の全3巻、総ページ数1500ページ弱の長編だが、さすがに20日間は時間を掛けすぎだ。
それだけ内容把握に悪戦苦闘していたといえる。

主人公は迷子専門のアメリカ人探偵ディスコ・ウェンズデイ。
まず主人公の住む調布で事件が起こる。
そこからさらに主人公は福井県に飛び、名探偵が次々に死んでいく事件に当たる。
この名探偵の名前がぶっ飛んでいる。
小説自体もぶっ飛んでいるが、名探偵の名前もぶっ飛んでいる。
列挙してみよう。
 美神二瑠主(みかみニルス)
 蝶空寺快楽(ちょうくうじけらく)
 蝶空寺嬉遊(ちょうくうじきゆう)
 八極幸有(はっきょくさちあり)
 鯖山二号半(さばやまにごうはん)
 垣内万々(かきうちまま)ジャンプ
 猫猫にゃんにゃんにゃん
 ルンババ12 などなど
正直に書くと、この小説に着いていくことはできませんでした。

それでも中巻の最後に、一旦解決がなされる。
この展開には驚くと同時に、納得した。
ぶっ飛んだ小説世界の中では、これはこれで論理的に整合性があると思ったからだ。

しかし、小説は下巻に続いていく。
小説世界はさらに広がりを見せ、わたしはもう着いていけなかった。
私より年配の書評家がこの小説を絶賛していたので読んでみたのだが、私は白旗をあげる結果となった。

この文庫、カバーイラストも含めて、読む人を選ぶ小説かもしれない。
posted by s-crew at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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