2011年06月18日

積んだ経験を武器にして

「大局観 −自分と闘って負けない心」 羽生善治 著 角川oneテーマ21 読了。

メモを見ると5月13日に読み始め、5月21日に読み終えている。

角川oneテーマ21は、勝負の世界で生きる人を執筆者とした本を何冊も出している。
将棋をはじめ、サッカー、野球さらには競馬もある。
ただ一番話題になったのは、羽生の書いた「決断力」だと思われる。
私も読んで、感銘を受けた覚えがある。

その羽生が、同じ角川oneテーマ21から新しい本を出した。
それが「大局観」。
40歳という不惑の年齢を迎えて、勝負への取り組み方に変化が見られるようになったらしい。
それが執筆に繋がったのだろう。

全部で5章からなる。
 第一章 大局観
 第二章 練習と集中力
 第三章 負けること
 第四章 運・不運の捉え方
 第五章 理論・セオリー・感情

本来なら本そのものの題名と同じくする第一章が面白く読めたという人が多そうだが、私は第四章、第五章のほうが面白く読めた。
瑣末なことだが、羽生の選ぶ一番のカリスマが弘法大使こと空海というのに驚いた。
このあたりが羽生の頭脳というか、羽生の思考というか、常人とはちょっと違うところだと思った。

また最後の最後に「信じていただけないと思うが、常に無計画、他力志向である」とあった。
名人と凡人とで同じ土俵で物事を考えては大きな間違いなのは承知だが、ちょっと救われる思いがした。

参考までに、この本を刊行した後、もう一冊羽生善治は本を刊行している。
実はそちらの本も読み終わっている。
どちらがおススメかとといわれれば文句なくこちらの「大局観」を推す。
でも一番のおススメはやっぱり「決断力」だな。
posted by s-crew at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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