2013年05月28日

乗った、読んだ、食べた

「沿線風景」 原武史 著 講談社文庫 読了。

“鉄”学者、原武史による一風変わった書評エッセイ。
まず原教授が首都圏を中心に日帰りの小旅行に出る。
その地にゆかりの本を取り上げる。
またその地で立ち食いそば等を食す。
その記録集である。

わかりにくいかも知れないので、第1話を例に説明する。
この回では東武伊勢崎線のせんげん台ー越谷間を中心に出かけている。
取り上げられた本は、川本三郎『ミステリと東京』、亀和田武『人ったらし』。
そして春日部駅の野田線ホームで立ち食いラーメン店「春日部ラーメン」でラーメンを食べている。

それのどこが面白いのかと思う人もいるだろう。
ところが、意外な事実が覗かれたりして結構面白いのだ、これが。
もっとも、それは私が“鉄”であり、立ち食い蕎麦屋で食うことをまったく気にならない人だからかも知れない。

立ち食い蕎麦屋といえば、原先生、麺類にはめっぽううるさい。
またJR東日本直営の立ち食い蕎麦屋「あじさい」には、かなり辛口だ。
老舗の蕎麦屋が立ち退いて、あとに「あじさい」が入店することがよくあるからと思われる。

時間があれば、いつかこの本に出てくる小旅行をしてみたいと思う。
新鮮な旅になることだろう。
posted by s-crew at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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