2013年06月06日

羽生の将棋観を引き出す

「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる」 梅田望夫 著 中公文庫 読了。

文句なく面白い。
ここ数年の間に読んだ将棋本の中ではナンバーワンに推す。
それだけの刺激や示唆に富んだ本だ。

やはり「ウェブ進化論」の梅田望夫が、羽生善治について語る、あるいは羽生善治と対談をする。
面白くならないわけがないではないか。

この文庫本、もともとは「シリコンバレーから将棋を観る 羽生善治と現代」「どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?−現代将棋と進化の物語」の2冊を再編集し、加筆修正したもの。
もともとが2冊だなんて、言われなければわからないほど滑らかに繋がっている。
よく出来ている、言い換えれば、うまく編集されている本だと思った。

特に印象に残っているのは第八章の『大局観と棋風』。
ここを読むと、確かに羽生は他の棋士とは違う、(だから勝てるのだろう)と思うのではないか。

第七章と第十二章の羽生と梅田望夫との対談にも唸らされることが多々あった。
梅田は、羽生から多くのことを引き出している。

将棋を指す方ももちろんだが、将棋は下手だけど観るのだったら好きだという方がいたら是非手にとってほしい。
将棋の奥深い世界にはまっていくこと間違いないであろう。
posted by s-crew at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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