2013年06月25日

新宿で本を買わせて85年

「新宿で85年、本を売るということ」 永江朗 著 メディアファクトリー新書 読了。

住んでいるところにもよるのだろうが、本好きの人なら一度は紀伊國屋書店へ行ったことがあるのではないか。
日本の書店を代表するチェーンといっても差し支えないだろう。
そんな紀伊國屋書店は85年前に新宿で創業された。
この本には85年の歴史が詰まっている。

著者の永江朗は、フリーのライター。
「哲学からアダルトビデオ」までの範囲の広さを誇り、著書である「不良のための読書術(ちくま文庫)」を読んだことがある。
また出版業界の業界紙によく寄稿しているので、そこで文章をよく読みもしている。

序章、終章を含めて、全部で九つの章からなっている。
序 章 ぼくの紀伊國屋書店
第1章 創業(1927〜45年)
第2章 空襲から(1945、46年)
第3章 再始動(1947〜63年)
第4章 新宿から各地へ、世界へ(1964〜79年)
第5章 本店の誇り(1980年代)
第6章 変わる書店業界のなかで(1990年代)
第7章 ライバルたち(2000年代)
終 章 「うちは本屋ですから」(現在)

第1章から第3章までが起、第4章・第5章が承、第6章・第7章が転に相当しようか。
紀伊國屋書店は、このような歴史を経て大きくなって来たんだなあ。

歴代社長といった上層部だけでなく、現・元の書店員にもインタビューし、生の声が聞けたところは面白かった。
ただ、ここに載せる発言だけに、甘めな発言ばかりだったのは仕方のないところか。

紀伊國屋書店は、その歩みを止めない。
業界のリーディングカンパニーであり続けるだろう。
そして私も紀伊國屋書店新宿本店へ、本を探しに行くことだろう。
posted by s-crew at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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