2013年07月05日

電王戦へとつながる一局

「頭脳対決! 棋士vs.コンピュータ」 田中徹 難波美帆 著 新潮文庫 読了。

このところ将棋本を何冊か読んでいる。
それだけ刊行されているということも言えると思う。
そんな中、興味深い将棋本が刊行された。
コンピュータ将棋に関する本だ。

今年三月から第二回電王戦が行われたことは、新聞報道などでご存知の方もいるだろう。
そのルーツを探れば、2010年の清水市代女流王将対コンピュータソフト「あから2010」にたどり着く。
この対局に至る道筋から、対局自体の観戦記、さらにコンピュータソフトの今後を記したのがこの本である。

各章を挙げてみよう。
第一章 日本将棋連盟への挑戦状
第二章 「知能」の探求
第三章 天性の勝負師・清水一代
第四章 「あから2010」と多数決合議制
第五章 清水市代女流王将vs.「あから2010」
第六章 コンピュータが見せた「人間らしさ」
第七章 科学者たちが夢見る「アトム」
第八章 ロボットに「心」を宿らせる
第九章 「歴史的一戦」が遺したもの

第五章が位置的にも内容的にも中心になる。
将棋に詳しくない人でも読めるよう苦心して解説をしている。

できるなら、電王戦についてもこういった本が出てくれればいいと思う。
そうすれば将棋界にもっと話題が集まるだろう。
あるいはすでに書かれていて、私が知らないだけかもしれない。
ともかく様々な将棋本が出てほしいと思う。
posted by s-crew at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。