2013年08月22日

ヴァランダーは出てこず

「タンゴステップ」 ヘニング・マンケル著 柳沢由実子 訳 創元推理文庫 読了。

刑事クルト・ヴァランダーシリーズで知られるスウェーデンの作家ヘニング・マンケルのノンシリーズ作品。
シリーズ作品は、現在翻訳がすんでいるものはすべて読んだので、今度はノンシリーズ作品に手を伸ばしたわけだ。
メモを見ると7月16日に読み終わっている。
やはり細かいところは忘れてしまっている。

覚えているのは、この小説にナチの影があるところ。
それだからというべきか、それなのにというべきか、訳者あとがきによるとこの小説はドイツでもベストセラーランキング1位の座に着いたという。
やはりそれだからなんだろうな。

主人公は37歳の警察官ステファン・リンドマン。
彼は舌がんの宣告を受ける。
治療を受けるまでの休職期間のうちに、新米だった頃指導を受けた先輩が殺された謎を追うことに。
だが、殺人事件はこれだけで終わらなかった。
独自に捜査を進めるステファンの苦悩が伝わってくる。

ヴァランダーシリーズでも主人公の苦悩振りが読みどころの一つと思ってるが、この小説でも主人公の苦悩振り、さらにがんに対する恐れがひしひしと伝わってきて大きな読みどころとなっている。
ただ、ストーリーはどうなんだろう、なんか私自身入りきれていなかったように思う。

やっぱりヴァランダーシリーズが読みたいなと思う。
ただ、訳者によると、これからはノンシリーズものを2作翻訳をするとのこと。
ヴァランダーものなら、出たらすぐ買って読むだろうが、ノンシリーズものならば、評価が出るのを待って読むかどうするか決めることになると思う。
ともかく翻訳を待ちたい。
posted by s-crew at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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