2013年08月24日

由紀夫には4人の父親が

「オー!ファーザー」 伊坂幸太郎 著 新潮文庫 読了。

主人公の高校生・由紀夫には4人の父親がいる?
奇想天外な設定で、いきなり読むものの関心を惹きつける伊坂幸太郎の長編小説。
とはいうものの、著者の後書きで書かれているように、父親が4人いるという設定は実は以前にもあった。
A・J・クィネルの「イローナの四人の父親」がそれ。
この小説は読んだ覚えがある、多分20年以上前に。
そんな昔だから、ストーリーは忘れてしまったが、面白く読んだ覚えがあり、読後感もかなり良かった気がする。
特徴を持った父親たちが協力して敵に立ち向かうというところはどうしても似てくる。
では、この小説の父親たちの特徴は?
父その1悟は大学教授。深い見識を持つ。
父その2鷹はチンピラ風のギャンブラー。
父その3勲は中学教師。格闘技が得意。
父その4葵は元ホスト。女好き。
収束に向かい、この4人が特徴を出し合って主人公を救出する。
たは、なるほどね。

これも著者後書きからの引用だが、この作品は伊坂ワールド第一期を締めくくるものだそうだ。
そして第二期の「ゴールデンスランバー」へと続く。
伊坂小説にちょっとでも関心があるのなら、読んでおきたい一冊といえるのではないか。
私は満足しました。
タグ:伊坂幸太郎
posted by s-crew at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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