2014年01月08日

「小暮写眞館」

「小暮写眞館」 宮部みゆき 著 講談社文庫 読了。

ミステリだと思って読み始めた。
ところがそうではなかった。
上巻の腰巻には『最高の青春小説』とある。
下巻の腰巻には『最高の恋愛小説』とある。
そう、青春小説であり恋愛小説だ。
さらに私は『家族小説』でもあると付け加えたい。
欲張りな小説だ。

主人公は高校生の花菱英一、通称花ちゃん。
有人だけでなく、両親や弟からもそう呼ばれている。
このことからもちょっと変わった家族ということがうかがい知れる。
変わったゆえか、両親は小暮写眞館という以前カメラ屋だった家を購入する。
サラリーマン家庭なのでカメラ屋としての営業はしないのに。
そんな小暮写眞館から始まる小説。

面白かったので上下1000ページに迫るボリュームも、減っていくのが残念に思った。
後半では高校の鉄道研究会が出てくる。
会員にヒロシ君という高校生がいて、他人の気がしなかった。
さらに鉄道周辺が割と重要な舞台になったりしている。
鉄道小説といっては無理があるか。

それでも最後まで読み終わったところで千葉県のあるローカル線に乗りたくなった。
菜の花の時期がいいのかな。
計画しよう、飯給(いたぶ)駅行きを。
posted by s-crew at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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