2008年02月29日

夢であり、現実でもあり

ウェブ2.0は夢か現実か?」 佐々木俊尚 著 宝島社新書 読了。

昨年12月にも同じ著者の本を読んだが、しばらくは追う価値があると思い、刊行の古い順に新書を読んでいくことにした。
この本の発行は2006年8月。
2004年から2006年までの1年半の間、ウェブニュース媒体「ホットワイアード」に連載していた「ITジャーナル」に加筆修正を施したのが本書ということになる。

著者は、以前にも書いたがもともとは新聞記者。
その後、雑誌記者となり、現在はフリーのジャーナリストとなっている。
もともとは紙媒体の人間だったのだ。
それが、こういった新書にまとめられているとはいえ、ウェブ上のメディアを中心に活動するようになったのには理由があるはずだ。
本を読んだ限りでは2点に集約されるように思う。
ひとつは新聞記者の認識の古さ、頭の固さと言ってもいいかもしれない。
ジャーナリストとしてこのままではいけないと思ったのではないか。
もうひとつはウェブの可能性、言い換えれば未知なる物への興味ではないだろうか。

本の内容を一言でいうならば、インターネット業界の(その当時の)現在をジャーナリストの視点で捉えたもの。
日進月歩以上のスピードで動いているこの業界では、すでに過去のものとなっているものもある。
だが、それはそれでアーカイヴスとしての価値があると思われる。
やはり佐々木俊尚の「見る目」に、今後も注目していきたい。
posted by s-crew at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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