2009年11月19日

「あえてウィルコムを応援」

最新号の雑誌『DIME』に、気になる記事が載っていた。
「ウィルコムってこれからどうなるの?」これは「ケータイ ロバの耳3.0」で取り上げられている質問である。
ちなみに私のキャリアは、ご存知の方も多いかと思うが、ウィルコムだ。

今年になってから、ウィルコムの業績がよくないんじゃないかとはうすうす感じてはいた。
そして実際に、9月に事業再生ADRを利用して事業を再生する発表があった。
新世代ケータイに進出するのが生き残る道だったのだが、その基地局を造るのにあてる予算が、昨年秋からの経済不況で大幅に削られてしまい、エリアが広がらないのが痛い。
今年中には大都市圏をカバーする予定が、実際は山手線内の一部地域のみとなっている。
これでは…

しかし、この記事のライターはウィルコムに好意的だ。
「PHSは、携帯電話に追いつかれまいと知恵を絞り続けてきたことで新市場を創ってきたともいえる」と書いている。
また、私が利用している最大の理由でもあるが、PHSは「低電磁波」で、安心・安全の面で携帯電話が応え切れていないところにアピールできるといったことも書いている。

ウィルコムの最新機種「HYBRID W-ZERO3」が、同じ『DIME』の33ページに紹介されている。
私は、これはウィルコムの進むべき路線ではないように思っている。
それでも「ウィルコムの再浮上もあるはず」という記事の言葉を信じて、キャリアを変えずにいようと思う。
まずは、去年から言っているような気もするが、「WILLCOM 03」に機種変更しようかなっと。
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2009年10月22日

今回も『言葉』にこだわる

昨日の記事では、今まで以上に日本語・言葉に強い関心がわいたということで「日本語は天才である」という本を紹介した。
その流れというわけではないが、今日は雑誌「BRUTUS」の最新号を取り上げたい。
メインの特集は「美しい言葉」。

『村上春樹文学』など、興味のある項目もあるが、範囲を広げると収拾がつかなくなる怖れが大なので、歌詞の中の言葉に限定することにする。
その中でも甲本ヒロトと松本隆を中心にする。

甲本ヒロトは、『むき出しの美しさ 甲本ヒロトの歌詞(ことば)』という特集ページが組まれている。
ヒロトの歌詞に初めて出会ったのは、私が大学に入って川崎のアパートで一人暮らしをはじめ、TVKの「ミュートマJAPAN」を見ていたときだった。
なれない都会暮らしで鬱屈していた私にはヒロトの歌詞は共感できるところが多かった。
やはり初期の「人にやさしく」「リンダリンダ」が双璧だな。

松本隆は『職業作詞家の美しい世界、徹底分析。』という特集の中で、阿木燿子・阿久悠とともに取り上げられている。
ちなみに歌詞を分析した人は1965年生まれの見崎鉄という人、私は知らない、本当に知らなかったんだからね。
松本隆といえば、一時期は松田聖子と近藤真彦の両方に歌詞を提供していた。
ただ、私はアイドルにではなく「君は天然色」「冬のリヴィエラ」の歌詞世界に魅かれる。
もっとも、どちらも作曲が大滝詠一だからという理由が大きいけど。
「君は天然色」をもじって「君は天然?ショック!」というハンドルネームを、一度使ったこともある。

こんなことを書いている私には、「美しい言葉」を語る資格がないじゃないかと思い始めた。
ラベル:BRUTUS 言葉
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2009年10月07日

高速道路無料化をにらみ

コンビニで週刊誌が置かれるのは二日間だけと聞いたことがある。
その伝でいくと、月曜日発売の週刊誌を取り上げるのにはもう遅すぎるのかもしれない。
だが今週号の「週刊ダイヤモンド」は取り上げねば。
なぜなら特集が『知られざるコングロマリットJRの秘密』だから。

特集は4部構成になっている。
 Part1 8指標で徹底検証 JR7社経営のすべて
 Part2 業界トップ企業も恐れる JR多角化マル秘戦略
 Part3 知られざる JR鉄道員のお仕事
 Part4 旅に出たくなる JR車両・駅大図鑑
特集のタイトルを考えたらPart2が肝の部分になるだろう。
だが今週の私はかなり疲れている。
気楽に読めるPart4をメインに紹介したい。

実はPart4は、JRというより鉄道好きのためのページと化している感がある。
テツを派閥に分類したページが面白い。
五大派閥として『乗りテツ』『撮りテツ』『収集テツ』『模型テツ』『車両テツ』があがっている。
また少数派閥として『時刻表テツ』『歴史テツ』『メカテツ』『葬式テツ』もある。
私は、最大派閥の『乗りテツ』に属しながらも、『時刻表テツ』『歴史テツ』さらには『葬式テツ(北陸鉄道石川線に乗ってきたばかりだ)』の会合にもせっせと顔を出すといった感じか。

最後に雑誌の特集とは直接関係ないが、触れておきたいことがある。
週刊誌や新聞は、JRグループ特にJR東日本の批判記事を書かないということ。
一度「週刊文春」がJR東日本の批判記事を書いたところ、キヨスクから締め出され、大幅に部数を落としたという出来事があった。
こういった事実を踏まえたうえで、特集を精読したい。
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2009年10月02日

右のホッペにゃ日の丸が

オカちゃんが表紙で、さらにインタビューもあるということで「FOOTBALL NIPPON」を買った。
確かに表紙はオカちゃん、右の頬には日本の国旗の、左の頬には南アフリカの国旗がペインティングされている。
しかし日本代表を取り上げたムックの表紙をオカちゃんが飾るなんて。
実は今でもまだ信じられない。

ムックをパラパラとめくって思ったのは、このムックは論ずるものではないな、楽しめばいいや、ということだった。
大アンケート結果発表2を、冷めた目で見るとこれはこれでなかなか面白い。
「南アフリカに連れて行ってほしいうちのクラブのイチ押し選手」。
ジュビロの1位は中山(!)、ヴィッセルも宮本。
有望な若手がいないことをあらわしているように思う。
エスパルスは1位がイワシで4位がカイト、なかなかいいところを突いていると思った。
この特集で一番笑ったのがフロンターレの1位と、推薦のコメント。
SBの森勇介で、コメントが「無駄なくらいに強い人に対する闘志」。
無駄なくらいって…

最後にオカちゃんのインタビュー記事の感想を。
「最近、ダイビングヘッド、ダイビングヘッドって言われ過ぎですね。ちょっと疲れてきました。…」
ダイビングヘッドがあったから代表定着にもなったわけで、泣き言は言ってほしくなかった。
インタビュアーの話の振り方にも多少無理があったが、そういうときにこそゴン中山を見習って答えるところでしょう。
やはり計算よりも本能が先に出る、生粋のストライカーぶりをインタビューでも聴かせてほしかった。
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2009年09月23日

魅力たっぷりの交通手段

6月にビジネス週刊誌「週刊東洋経済」で鉄道の特集をやった。
それならばというわけではないだろうが、ライバル誌の「週刊ダイヤモンド」は、土曜発売の最新号で自転車の特集をやっている。
『「自転車」が熱い! ブームを読み解く大事典』がそれだ。

自転車の魅力を列挙すると
・COをまったく出さないエコな乗り物
・優れた有酸素運動としての健康増進効果
・交通費がかからないという経済性
・効率的な移動手段として新たなまちづくりの主役となる可能性
こういったものがあげられる。

いいことづくめのようだが、ブームゆえにか、自転車事故の割合が高まっている。
これは自転車法規の徹底がなされていないことも大きな要因ではないかと思う。
自転車法規の精通度チェックシートというものが記事中にある。
「自転車は歩道を自由に走ってよい」これは×、原則は車道だ。
「携帯電話を使用しながら走行してはいけない」これは○、片手運転さらに注意散漫になるため危険とみなされている。
自転車を運転することは自動車を運転することにかなり近いと思っていれば間違いは少ないだろう。

またパリの風景を変えたといわれる「ヴェリブ」が紹介されている。
セルフサービスのレンタサイクルだ。
この交通手段を採用することで、パリの街の渋滞は減り、大気汚染も緩和されたという。
日本でもこういった制度が、せめて県庁所在地レベルの都市で普及してくれることを、私は切に願っている。
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2009年08月27日

私の企画をパクったな?

昨日、本屋を覘いたら驚いた。
月刊誌「一個人」の特集に驚いた。
特集は『俳聖・松尾芭蕉の紀行出立320周年「奥の細道」を旅する』、わ、この企画を考えた人って俺のブログ見てんじゃないの?と驚いた。

冗談はさておき、こう書いては失礼だが「一個人」にしてはそうとうクオリティの高い内容だと思った。
また量も約100ページと、相当なもの。
特集の中心をなすのが『「奥の細道」ゆかりの地を旅する』。
私のブログを読むより、こちらを眺めたほうが楽しめそうだ。
写真の質が圧倒的に違うもの。

私が資料として役立ちそうだと思ったのが『奥の細道 前文・現代語訳』。
私が歩くところの箇所を直前に読んで、イメージを膨らませて歩こうと思った。

逆に私はあまり関心を持たなかったものの、人によっては興味深く読むだろうなと思ったのが『芭蕉ゆかりの温泉に浸かる』。
芭蕉は那須湯本温泉・飯坂温泉・山中温泉に浸かっている。
だんだん私も浸かりたくなってきた。

とまあ、あらためて質量とも十分といっていい内容だと思うのだが、最後に疑問をひとつ。
『紀行出立320周年』って、なんて半端な時期にこの企画なのだろう。
出立でも生誕でもあるいは没後でも350周年ならわかる。
でも320周年ってどういう意味があるの?
やっぱり、わたしのブログを見て企画を立て、320周年とあとづけしたのかなあ。


んなわけ絶対ない。
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2009年08月25日

大河のごとく本が流れる

私はネット書店で本を買ったことがない。
買うのは一般の書店ばかりだ。
それでも今週号の「週刊東洋経済」の特集には興味を惹かれた。
その特集とは『知られざる出版革命 アマゾンの正体』というものだ。

特集は大きく分けて3つのパートからなっている。
PART1がアメリカ本社、PART2が日本のアマゾン、PART3が日本の出版業界や出版流通について。
どれもボリュームのある、力の入った記事ばかりだが、アメリカ本社のことはあまり関心がないので省略、PART2とPART3について見ていきたい。

アマゾンで買ったことはないと書いたが、サイトは毎日覘いている。
その日発売の雑誌を調べたり、場合によっては本の評判を知るのに使う場合もある。
よく出来たサイトだと思う。
だからこのサイトから本の購入にいたるのも無理はないと思う。
物流センターも新設し、さらに使い勝手がよくなりそうだ。
競合他社は厳しいだろうと思う。

PART3はアマゾンからちょっと離れて、日本の出版業界について触れている。
現在出版業界も、ほかの多くの業界同様、不況にあえいでいる。
大手出版社は赤字だわ、書店は減る一方だわと、市場がどんどん小さくなっている。
5人の業界関係者に、苦境からの脱却策をたずねている。

全体的にボリュームがあり、もう一度じっくり読み直さねばと思った。
と書きつつも、明日は明日でまた別の本や雑誌を物色していそうな私がいる。
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2009年07月17日

BRUTUS おまえモハ?

最近の鉄道ブームは、もともとの鉄道ファンも驚くほどに一般的に浸透しているようだ。
そう思ったのは、最新号の雑誌「BRUTUS」でも特集が組まれていたからだ。
特集の名は『列車で行こう、どこまでも。ニッポン鉄道の旅』。

「BRUTUS」というと私には、さりげなくおしゃれな男性誌というイメージがある。
その雑誌でどうどうと鉄道が特集というから、わたしも実はおしゃれな人間ではないかと勘違いしてしまいそうだ。

気になった箇所を全部取り上げていくと、とてもこのブログでは書ききれないので、本当に絞って書くことにする。
『ニッポンの名駅弁47。』に、東海軒の元祖鯛めしが取り上げられている。
私も大好きで親しみのある駅弁なので、取り上げられてとてもうれしい。

『私の好きな鉄道の話。』の中の好きな駅はの質問に、先日「汽車旅放浪記」を紹介した関川夏央氏が配線の妙をかって「JR御茶ノ水駅」をあげている。
うなづけるし、よく使う駅でもあるので私もうれしく思う。

乗り鉄のカリスマ(!)横見浩彦氏による乗り鉄の心得1に「時刻表にすべてがある!重くても大判を買うべし。」とある。
そうだそうだ、と私も「だぁかぁらぁ」と大賛成するのであった。

ほかにも「読み鉄」という新たな派閥も取り上げられていて、まだまだ紹介しきれない。
買ってみて、ご一読をせつに希望する。
ラベル:BRUTUS 鉄道
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2009年07月09日

没後六年、人気は衰えず

このところの鉄道に関する本が数多く刊行されている。
ブームといっていいだろう。
数が多すぎて、とても全部買おうとは思えない。
どの本を買うか、その鑑定眼とでもいうべきものが試されている昨今といえるのでないか。
そんな中、あまたある鉄道本の中で、これは是非!というムックが刊行された。
それが「KAWADE夢ムック 文藝別冊 宮脇俊三」だ。

なぜ今、宮脇俊三なのだろう。
生誕何十年とか、没後何年といった年でもないし。
鉄道ブームで新たにファンになった人が、過去の書物を探しているうちに、宮脇さんの名著に行き着いたということなのだろうか。

このムックだが、特別対談の人選が絶妙だ。
原武史×今尾恵介「昭和を記録した車窓たち」、酒井順子×宮脇灯子「女子鉄の父・宮脇俊三」、北杜夫×斎藤由香「隣人・宮脇俊三先生のこと」の三本。
念のため、北杜夫の出世作『どくとるマンボウ航海記』は、宮脇さんが編集担当者で、斎藤由香は北杜夫の娘。
さらに脱線すると、『どくとるマンボウ青春記』の雑誌連載時の担当が村松友視さんであることを、この対談で初めて知った。

全部をぱらぱらと眺め終わって驚いた。
単行本未収録作品集が9月に刊行予定と告知されているではないか。
仮題は『終着駅』。
題名通り、宮脇さんの最後の作品となるのだろうか。
だが、宮脇さんの著作に『終着駅は始発駅』という鉄道エッセイ集がある。
最後の作品でまた新たなファンを開拓することになることも十分ありえると思う。
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2009年07月05日

特集はモアマニアックに

雑誌「東京人」は、鉄道の特集をすると売り上げがよくなるのではないかと思い始めている。
三月に貨物列車の特集をやったと思ったら、3日発売の今月号の特集は「踏切、鉄橋、ガード下」。
これまたマニアックな、ディープな特集だ。

踏切といえば、先日この欄でも紹介した「線路を楽しむ鉄道学」の著者今尾恵介氏が「大踏切が街にあった頃」という地図付の記事を書いている。
自称フミキリストの面目躍如といったところか。

また特集の冒頭の「見て、乗って、感じてきた東京の鉄道。」という原武史氏と丸太祥三氏の対談も興味深く読めた。
原武史氏は、このところ鉄道記事での登場が増えている。
紹介記事のところで「現在は団地や鉄道、特に私鉄という視点から戦後社会を分析する仕事を始めている」とある。
ここのところは私の関心のあるところと一致する。
早く一冊にまとまったものを読みたいと思う。

わたしはあまり鉄道写真には関心を持たないほうだが、この号に掲載されている写真には、けっこう心を揺さぶられるものがった。
昭和という鉄道黄金時代の記録として提示されているからだろうか。

この先、「東京人」の鉄道特集がどこまでマニアックな世界に行くのか、非常に楽しみでもあり、また若干の怖さというか後ろめたさのようなものも感じている。
それなりの需要がある特集が、これからも出てくることを願う。
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2009年06月30日

鉄道で変わる日本の未来

一日遅れの紹介になってしまったが、昨日発売の「週刊東洋経済」。
これは鉄道ファンは見逃してはならない。
ぜひ読むべし。
特集は『鉄道進化論』。

総力特集といってもいいくらいボリュームのある特集で、とても全部は紹介しきれない。
そこでいくつかに絞って紹介することにする。

「開業後に失敗した路線なし 全国にもっと新幹線を作れ」そして「北海道行きと人気差は歴然 九州ブルトレ廃止の真相」、この記事はどちらも鉄道アナリストといえばこのブログではおなじみの川島令三氏によるもの。
前者は、「新幹線が時速300`時代にに従来の発想は通用しない。新たな新幹線構想が必要だ。」と唱えている。
そして後者は「東京・大阪−北海道間の寝台特急は人気なのに、九州ブルトレはなぜ全滅したのか。JR側の事情を探る。」ことから、新たな寝台特急の可能性を提言する。
まあ、いつもの川島節です。

また「鉄道本ブームの源流」という記事も、本好きでもある私には見逃せない記事だった。
実用的かマニアックかを縦軸に、文型好みか理系好みかを横軸にした図がある。
私が読んだり持っている本は、マニアックで文型好みと実用的で理系好みの枠に収まるものが多い。
不思議だ。

そのほかにも触れたい点があるがスペースがなくなった。
関心のある人は、繰り返しになるが、ぜひ読んでみてくださいな。
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2009年06月02日

テツには終着駅などない

昨日発売になった雑誌「pen」の表紙を見て驚いた。
表紙を見れば、その号の特集が何かわかるわけで、最新号の特集は『やっぱり、鉄道は楽しい。』。
まさか、「pen」誌上で鉄道の特集があるとは。

「pen」がどういう雑誌か、まず紹介しておこう。
HPから拾ってきた文句を書くと『新しい視点と美意識で、男たちのデザイン生活を刺激するクオリティマガジン』とある。
強引に、おしゃれかおしゃれじゃないかといえば、おしゃれな雑誌なんです。
その雑誌の特集に鉄道とは、これも一種の鉄ヲタブランド計画かと思ってしまった。

特集の中身は4つのパートから構成されている。
・乗る  まずは乗らなきゃわからない、鉄道の愉しみ。
・見る  鉄道の醍醐味は、「見る」という行為にあり。
・知る  知れば知るほど、鉄道は奥深く面白い。
・楽しむ 人生を謳歌するには、鉄道がいちばんだ。

ウッヒャー、恥ずかしい、という文もあるが、個々の記事を読むと、やっぱり私は鉄道が好きなんだなと思うことになる。
ちなみに「血中テツ分濃度 診断表」によると、私は血中濃度70%、けして100%ではありませんでした。

この雑誌に限らず、このところの鉄道関連の出版物の多さは、私の想像と購買意欲の限度を超えている。
確かにテツの人は金に糸目をつけない人が一定の割合いるので、狙いやすいのかもしれないな、と思った。
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2009年06月01日

富士山静岡空港と高架と

今日発売の『週刊ダイヤモンド』、メインの特集のほうには関心がないが、小特集の「都市経済特集」には関心が寄せられた。
『静岡 立ち木と共に知事去りぬ』。

『立ち木と共に…』とあるように、富士山静岡空港に一番大きく焦点が当てられている。
てっきりこの空港建設は、石川知事の「仕事」だと思っていたが、斎藤滋与史前知事時代に持ち上がった話だったそうだ。
でも前知事が進めたら、富士山静岡空港の名にふさわしい場所に空港はできていただろうな。
かなり皮肉混じりに私は書いているけど。

ともかく6月4日に新空港は開港する。
世界的経済不況に加え、空港へのアクセスが整っていないという悪条件下でのフライトだ。
いつになったら安定飛行ができるのか、それともせずに…
結果は見えているような気がするが。

特集記事ではあと2点取り上げられているが、私はもう1点だけ取り上げる。
JR沼津駅周辺の高架化整備事業だ。
いったん立ち消えになったが、また復活して事業は進んでいる。
だが、この事業も金は使うが効果は怪しいというものになりそうだ。
静岡県東部を代表する市だけに、事業の成功を祈りたいが、記事を読む限りでは無理だろうなと思う。
また、私が沼津駅周辺を歩いた限りでも無理だろうなという気持ちに変わりはない。
10年後計画は完成しているか、それすらも怪しいと思う。
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2009年05月21日

富士山 駿河湾 三両電車

2ヶ月前から「【図説】日本の鉄道 東海道ライン 全線・全駅・全配線」(講談社)というシリーズもののムックが刊行され始めた。
編著者はおなじみ、鉄道アナリスト川島令三氏。
第1回配本として「東京駅−横浜エリア」と「大阪エリア−神戸駅」が、第2回配本として「横浜駅−熱海エリア」がすでに刊行されている。
そして、今月の第3回配本が「熱海駅−豊橋エリア」ということで、ほぼ静岡県と重なる地域になる。
紹介するなら今回だろうと思っていた。

このムックの最大の特徴は『全配線』にあると言っていいだろう。
今まで、『全線・全駅』までなら出たことがあるはず。
私が高校のころ、小学館から宮脇俊三編で出ていたと記憶している。
なんで覚えているかといえば、そのシリーズを全部買って読んだからだが。
で、『全配線』である。
とここまで書いて気が付いた。
配線は敗戦に通ず。
行きの新幹線の中でこのムックを眺めていたことが敗戦の原因かもしれない。
しまった!

強引に気を取り直して、『全配線』ということは、貨物駅や貨物列車しか走らない路線まで網羅しているということである。
マニアックな、そしてあまりに川島令三的なといえるだろう。

今後もこのムックを買いつづけるつもりだが、試合前には眺めないことにしたい。
あるいは、昨日の敗戦で、全敗戦は済んでしまったと考えようか。
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2009年04月21日

祝、時刻表1000号

昨日4月20日は「JTB時刻表」の通算1000号の発売日だった。
意味もなく、私は朝からそわそわしていた。

以前にも書いたことがあるような気がするが、「JTB時刻表」は私の愛読書である。
無人島に1冊だけ本か雑誌を持っていって良いといわれたら、文句なくこの時刻表の最新号を持っていくことだろう。

ところで私が時刻表を毎号買うようになったのはいつからだろう。
30代になって、経済的に気ままな旅ができるようになったからのような気がする。
それまではたまに買う程度だったように記憶している。

ちなみに先月号の通算999号は、表紙が「銀河鉄道999」だった。
当然999号にちなんでである。
私は別に松本零士のファンではないし、時刻表を大事にとっておく習慣もない。
この号をほしい方はご連絡ください。
早い者勝ちで進呈いたします。

まったく関係ない話だが、ゴダイゴのタケカワユキヒデが「銀河鉄道999」について言っていたことが妙に頭に残っている。
それは、「スリーナイン」という英語は文法的にまちがっている、「スリーナインズ」か「トリプルナイン」が正しいんだ、というものだ。
東京外国語大学卒の人が言うんだから、多分そうなんでしょう。
ただ、それだけです。
ラベル:時刻表
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2009年02月05日

質実剛健がとりえです

昨日は仕事が終わったのが9時半過ぎ、日本代表の試合を見ることができなかった。
痛切の極み。
会社のそばで夕飯を食って、水道橋駅から総武線各駅停車に乗る。
電車が走り始めてすぐの左手に見えるは“ガーデンエアタワー”。
もとは貨物駅であった飯田町駅があったところだ。

最新号の雑誌「東京人」は、特集が『貨物列車と昭和の東京』。
ノスタルジーを覚える方も多いだろう。

ところで私は乗り鉄だ。
その乗り鉄が、乗りたくても乗れない路線を走る貨物列車がある。
たとえば浜川崎から東京貨物ターミナルまでや、金町から新小岩操車場までは、貨物列車しか通らないはず。
そういった路線を乗ってみたいと思うのが乗り鉄の習性。
その意味で気になる路線が何本も見つかったのが収穫。

話を飯田町駅に戻す。
飯田町駅は中央本線の前身・甲武鉄道の始発駅であった。
昭和8年に遠距離列車のターミナルが新宿に移ったのに伴い、貨物専用駅となった。
その後周辺の産業の影響もあり、新聞・出版の流通拠点として特化していった。
私が今住んでいるところに引越し、水道橋まで通勤するようになって数年後、駅は閉鎖され、建物は解体撤去、そして跡地はガーデンエアタワーなどのオフィスビルやマンションとなった。
それでもJR貨物の本社はここに所在する。
私にとっては「昭和の東京」ではなく、「サラリーマン人生の浮き沈み」を思い起こさせる場所である。
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2009年01月26日

「崖っぷち」から「陥落」へ

12月の頭に「週刊ダイヤモンド」でも特集をしていたが、ライバル誌である「週刊東洋経済」の最新号でも同じような、いやさらに発展させた特集をしている。
『テレビ・新聞陥落!』がそれだ。
12月の時点では「崖っぷち」だったが、今では「陥落」してしまったようだ。

テレビは言わずもがな、新聞も利益の多くは広告収入で稼いでいる。
その広告が入らない。
構造的な問題に加え、昨年秋からの不景気によって広告がさらに取れなくなっているのだ。
パチンコ関係や宗教系の大学といったところが新たな広告主となっているが、このことに違和感を覚える人も多いだろう。

「週刊ダイヤモンド」との比較で行くと、出遅れた分ボリュームでカバーしている印象で、読み応えがあった。
『テレビ・新聞陥落!』とあるが、これからテレビ・新聞さらに広告代理店が向かうだろう道が提示されていて興味深く読むことができた。
私の個人的な感想に過ぎないが、地方新聞についてもう少し取り上げてくれればもっとよかったのに、と思った。

あるいはこれからも「テレビ・新聞」についての特集記事が、このビジネス週刊二誌で掲載されるかもしれない。
影響力という点で「テレビ・新聞」は大きなものがあるだけに、今後もこういった特集記事があるときには、注意深く読んでいきたいと思う。
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2009年01月25日

いつかは清水の監督を

毎号買う雑誌と特集によって買うかどうか決める雑誌がある。
「Number」は、スポーツ好きなので基本的にはほぼ買っているが、特集によっては逆に買わないこともある。

最新号の「Number」の特集はラグビー、『日本ラグビー 動乱の刻』。
そこにちょっと油断があった。
買って二日後にぱらぱらめくっていたらモリのインタビュー記事があるではないか。
『引退ロングインタビュー「僕がサッカーを始めた理由」』だ。
このインタビューは読んでおく価値がある。
カール・ルイスにはなれなくても、勝つチャンスはあるんだ。
モリらしいなあ。

この記事の紹介だけでもいいかと思ったが、せっかくラグビー特集なので、もう一本興味がわいた記事を紹介しておく。
『クロスインタビュー「37歳、終わりなき青春」』。
神戸製鋼コベルコスティーラーズの同い年、元木由記雄と伊藤剛臣へのインタビューだ。
実は私は伊藤剛臣が大学3年のときからのファンだ。
この年伊藤のいる法政大学は確か大学日本一になったと思う。
このところ覇権から遠ざかっている神戸製鋼だが、伊藤のプレーを見に神戸製鋼の試合を観戦したいと思った。
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2009年01月14日

線路はつづく、されど…

月刊誌「旅と鉄道」が休刊することになった。
発表がなされたのは12月、1月発売号をもって休刊となると告知されていた。
そしてこれで休刊となる号を今、手にしている。
「この号を最後に発行を取りやめます」のお知らせを読むと、言いようのない悲しみに襲われる。

月刊になる前、季刊プラス年2回の増刊号というサイクルのときは次の号が出るのが待ち遠しかった。
月刊になってからは、サイズが小さくなったこともあり、魅力が少し弱くなったように思っていた。
出版不況のこのご時勢、休刊になる予感も薄々していた。
それでも、雑誌ならではの切り口で鉄道の旅の楽しみを提供してくれていただけに、繰り返すようだが残念でならない。

最終号の記事の中でひとつだけぜひ紹介したいものをあげろ、と聞かれれば、鍋倉紀子女史による『それを言ったら、おしまいよ』を推したい。
もう書く場がないからだろうか、鬱憤を晴らすかのように、彼女が今思っている不満をぶちまけている。
本当に言いたいことがたくさんあるようで、一文が長く、気合を入れて読まないと意味が読み取れないかもしれない。
私が要約すると、今の世の中よくわかるものや予定通りのものでいっぱいで、本来の旅が待っているような、未知との出会いや無駄な時間がなくなっている、そんな世の中って味気ないと思いませんか、となる。
大筋で私も同意したい。
この不満は世の中に向かっているようだが、深読みするとこの雑誌を休刊することにした出版社に向かっているようにも思える。

SLが観光列車として再び走ったように、「旅と鉄道」もいつの日かどんな形でもいいのでまた復活して走ってほしいと願う。
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2009年01月08日

不況に強い、は過去の話

現在日本は未曾有の不況下にある。
私が働いている業界もご多分に漏れず、出口の見えない不況の真っ只中にあると言っても間違いのないところだろう。
どれだけ不況かを証明する意味も込めて月刊誌「創」の記事を紹介したい。

“メディア批判の総合誌”「創」(「つくる」と読む)は、毎号メディア業界の中の一業種の特集を組んでいる。
昨日発売の2月号の特集は「出版界の徹底研究」。

景気の悪い話の代表として雑誌を取り上げたい。
特集の冒頭の、業界に詳しい三氏による座談会で、「(今の雑誌の状態は)スクラップ&スクラップ」という発言が出てくる。
ビルドがないのが現状なのだ。

まだまだ景気の悪い話は出てくるのだが、路線変更して、好企画のものも抜き出しておこう。
2、3回紹介したが、新潮社から出ている「日本鉄道旅行地図帳」は、パートワーク(週刊分冊百科)形式を踏襲しているが、他社のパートワークとは違って、号を重ねても売れ行きが落ていないそうだ。
この企画は、鉄道マニアの営業部員によるものだという。
私も何かパートワークを企画しようかな。

最後に、この「創」を私は吉祥寺の駅ビル“ロンロン”の中の書店で購入した。
12月に開店したばかりで、11月までは他の店が入っていた。
そのあたりの弊店と開店の顛末が“転廃業が止まらない!激動の書店業界を探る”という記事の中に出てくる。
偶然ではあるが、もしかしたら「この店で買え」と見えない力が働いたのかもしれない。
ラベル:創 出版界
posted by s-crew at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌・ムック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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