2014年01月25日

「ファビュラス・バーカー・ボーイズの地獄のアメリカ観光」

「ファビュラス・バーカー・ボーイズの地獄のアメリカ観光」 町山智浩 柳下毅一郎 著 ちくま文庫 読了。

『ファビュラス・バーカー・ボイズ』こと町山智浩と柳下毅一郎のデビュー作。
このたび文庫になった。
文庫化なら文春文庫の「ベスト・オブ映画欠席裁判」のほうが先だった。
この本も私は読んでいる。
とはいうものの、私は映画に詳しくはない。
それでもこの二人の掛け合いが面白く、ページをめくるのが楽しみだった。

『ファビュラス・バーカー・ボーイズ』は「ファビュラス・ベーカー・ボーイズ」のもじり。
当初は馬鹿のことかと思っていたのだが、バーカーには呼び込みの意味があると知る。
呼び込みらしく口八丁ということなのかもしれない。

四つの章に分かれている。
Chapter1 ロサンジェルス篇1
Chapter2 イースト・コースト篇
Chapter3 ラスヴェガス篇
Chapter4 ロサンジェルス篇2

いきなり初っ端から『ラス・メイヤーの巨乳屋敷・訪問!』とある。
この部分は電車の中で読んだのだが、巨乳女優の写真が出てきて、周りの視線が気になった。
また最近老眼が進んでいて、本と目を離して読んでいたのでなおさら気になった。

読んでいる最中から、二人の知識量には驚かされた。
映画評論家という職業はこういった人たちばかりなのだろうか。
褒め言葉として、映画オタクなんだろうなと思った。
この二人の著作をさらに読みたいと思った。
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2014年01月22日

「ロードサイド・クロス」

「ロードサイド・クロス」 ジェフリー・ディーヴァー著 池田真紀子 訳 文春文庫 読了。

キネシクスの専門家キャサリン・ダンスが主人公のシリーズ第二作。
キネシクスとは、しぐさや話し方で相手の心理を分析すること。
翻訳者はあとがきでダンスのことを“歩く嘘発見器”と呼んでいる。
敵に回したくない類の人種である。

「ロードサイド・クロス」とは、路傍に立てられた十字架のこと。
事件が発生する度に立てられる。
十字架が意味するものは?

また、これはディーヴァーの著作に何度か提示されていたことだが、この作品中でもネットを中心とした情報化社会への警鐘が見られる。
特に今回はブログが重要な役割を担っている。
やぱりブログは匿名のほうがいいなという気になっている。

ディーヴァーといえば、どんでん返しのイメージがある。
本作でもどんでん返しがあり、犯人意外にも…
後は読んでのお楽しみ。

さらにサイドストーリーとして、ダンスの母親が逮捕されるという事件が起こる。
このあたりダンスの対応の仕方に、ちょっと違和感を感じた。
アメリカ人ならこういう対応をするのだろうか。

ちょっとエンディングに切れを感じなかったが、まあ読んで安心の手堅い一冊と言えようか。
多分シリーズ第三弾も読むんだろうな。
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2014年01月21日

「成長から成熟へ」

「成長から成熟へ」 天野祐吉 著 集英社新書 読了。

サブタイトルは『さよなら経済大国』とある。
コラムニストにして、休刊した雑誌『広告批評』の創刊編集長・天野祐吉による“日記のようなもの”とのことだが、しっかりと鋭い評論になっている。

構成は以下のとおり。
 プロローグ 世界は歪んでいる
 第一章 計画的廃品化のうらおもて
 第二章 差異化のいきつく果てに
 第三章 生活大国ってどこですか
 エピローグ 新しい時代への旅

プロローグから考えさせられる。
リニア中央新幹線に真っ向から反対している。
その考えに同調できるところが多く、鉄分の濃い私も要らないなという気になる。

また第三章で、政府の広報活動について触れている。
広報活動には「行政広報」と「政策広報」の二種類あるという。
そして「政策広報」をやっている国は日本くらいだとも。
この本を読むと、税金を使って「政策広報」を出すのは問題があると理解する。

この本のいいたいことを簡潔に要約するなら、日本は経済で一位だの二位だの争うのではなく「別品」の国を目指すべきだということ。
「別品」、いい響きだ。
じっくりとかみ締めて読みたい一冊だった。
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2014年01月19日

エスパルスユース対東山@鈴与三保

ユースの試合を見に三保へ行って来た。
相手は東山高校、入れ替え戦を経て来年度はプレミアウエストで戦うことになっているチームだ。

メンバーを見ると北川はいたが、宮本と水谷がいない。
北川の背番号は10番だった。
水谷は別メニュー組みの中にいた。
宮本は見当たらず。
父兄の声から漏れ聞こえてきたところによるとどこか痛めているらしい。
少し心配だ。

前半は、まだまだの出来。
最終ラインでボールはまわせても、そこから前へはなかなか進められない。
さらには先制点を許してしまう。
このままだとプレミアリーグで、また春先は苦戦してしまうのではないかと心配する。

ハーフタイムを経て後半へ、かなり改善された。
といってもきっかけはやはり北川の個人技だったのかもしれない。
ゴール前でキープ力を発揮してアシストに繋げる。
ここから流れはエスパルスユースへ。
そして3点目は自らのゴール。
まだ遠征から帰ってきて疲れが抜けていないと思われるが、結果はきっちりと残している。
3対1でエスパルスユースが勝利を収める。

目立っていた選手は、今さらではあるがやはり北川。
今すぐ、トップでどこまで出来るか見てみたいと思った。
それ以外の選手はこれから徐々にプレースタイルを掴んで生きたい。

実はもう一人気になった選手がいる。
相手チームの14番だ。
気になって調べたらどうも鎌田大地らしい。
昨年エスパルスに練習参加した選手だ。
そのときはFWということだったが、この日はボランチで出場しアシストをしている。
この選手、キープ力があり視野も広い。
周りからの信頼感も強く感じられる。
同じ京都ということで山城高校時代の石塚を思い出した(ちょっと違うか)。
このまま伸びるようなら高卒で取ってもいいのではないかと思った。

エスパルスユースは新年度はタイトルを取ってほしいと強く思う。
またそのチャンスはあると思う。
期待している。

2014年01月15日

富山第一対星稜@国立

ちょっと出遅れたが高校選手権決勝戦の観戦記。
まず競技場に着いて面食らった。
チケットが売り切れていたのだ。
私は当日券目当てで行ったので、ここまで来たのに見れないのかと落胆した。
あるいはと一筋の希望を持ってJFA後援会分がないかと思って探すと、ありました。
後援会員でよかったと安堵する。

なんとか競技場内に入る。
バクスタの上のほうに座るつもりでいたが、そこまで行くのに面倒になり、富山第一側のゴール裏ややバクスタよりに席を確保する。

キックオフ、ペースを握ったのは、私の予想とは違って富一。
だが先制点は星稜、PKを得てきっちり決める。
ますます攻めいる富一だが、星稜もこの大会無失点のディフェンス力で得点を許さない。
前半終了、やや物足りなさが残る。

後半、先に得点をあげたのは星稜、カウンター発動、追加点。
さらに前かがりになる富一だが、星稜も耐えて時計が進む。
残り3分ほどで富一反撃の得点。
起点はやはり左SB竹澤の左足だった。
得点を決めた高浪もスーパーサブ的に使われているのが印象に残る。
この得点後、スタジアム内は富一のホーム的な雰囲気に包まれた気がした。

そして後半アディショナルタイム、また竹澤がからむ。
PK奪取。
この時点で目に映る明と暗のコンストラスト。
頭を抱えるPKを与えてしまった星稜の右SB森下。
ゴールそして後半終了の笛。
歓声に包まれる国立競技場。
試合は10分ハーフの延長戦へ。

決勝点は延長後半、ロングスローがゴール前へ、詰めていたボランチ村井が左足で蹴りこむ。
そしてタイムアップの笛、試合終了。

いやあこんな試合が最後の最後に見られるなんて。
例年、準決勝は必ず見に行くが、決勝は行ったり行かなかったり。
今年は行って良かったとつくづく思った。
今年は、いいサッカー観戦ライフになりそうだ。

2014年01月13日

星稜対京都橘@国立

わあ、二日遅れになってしまった。
も決勝戦の当日だ。
それでも観戦記を続けよう。
第二試合は星稜対京都橘というカード。
この2チームは、準々決勝の試合を見ている。
2試合を見て、準決勝は京都橘が勝つのではないか、展開によっては圧勝もあると思った。
ところがまったく反対の結果、4−0で星稜の勝ちという結果になった。
見る目のなさを反省する。

星稜の先制点は開始3分、これで京都橘の出鼻をくじいた。
さらに星稜の追加点は後半の早い時間帯。
京都橘にしてみたら、いわゆる危険な時間帯に失点し、こんなはずではないのにと思っているうちにずるずると失点を重ねてしまったのではないか。

星稜の攻撃で準々決勝と違ったのは、割と早めにサイドからクロスを入れていたこと。
これが効果的だった。
またリードしたら、シンプルなカウンター、これも威力十分だった。

京都橘は、得点源小屋松がマンマークにあい、攻撃が機能しなかった。
星稜の作戦勝ちともいえるかもしれない。

これで決勝戦は富山第一対星稜の隣県対決となった。
準決勝だけ見たら星稜が優位かと思う。
だが私の予想は外れるのがデフォルトかも知れない。
ともかく生観戦してこようと思う。

2014年01月12日

富山第一対四日市中央工業@国立

決勝戦の日になる前に更新をしなければ、というわけで一日遅れの選手権の観戦記。
まずは第一試合、富山第一対四日市中央工業。
富山第一は富一と、四日市中央工業はやっぱり四中工と略することにする。

この試合で一番存在感を示したのはと富一の左SB竹澤ではないか。
富一の得点はいずれも竹澤を経由してのものだった。
また、竹澤が退いた後は、四中工の攻撃に防戦一方になった。
いなくなって改めて竹澤の存在感が際立った。
ところでなぜ退いたのだろうか、その理由を知りたい。

もう一人あげるなら、試合後のインタビューにも答えていた“PK職人”田子だろう。
PK用に試合最終盤に投入され、期待通りに一人止めた。
このアドバンテージで富一が決勝進出を決めた。
確か清水東で膳亀が正GKだったころ、やはりPK対策のGKがいたような覚えがある。
選手権を勝ち抜くには、こういった選手も必要なんだろうな。

上にも書いたが、竹澤はなぜ退いたのか。
怪我でもしたのだろうか。
だとしたら富一にしてみたらかなりの痛手だろう。
決勝戦に出てきてほしい、決勝戦で見たいと思う。

2014年01月08日

「小暮写眞館」

「小暮写眞館」 宮部みゆき 著 講談社文庫 読了。

ミステリだと思って読み始めた。
ところがそうではなかった。
上巻の腰巻には『最高の青春小説』とある。
下巻の腰巻には『最高の恋愛小説』とある。
そう、青春小説であり恋愛小説だ。
さらに私は『家族小説』でもあると付け加えたい。
欲張りな小説だ。

主人公は高校生の花菱英一、通称花ちゃん。
有人だけでなく、両親や弟からもそう呼ばれている。
このことからもちょっと変わった家族ということがうかがい知れる。
変わったゆえか、両親は小暮写眞館という以前カメラ屋だった家を購入する。
サラリーマン家庭なのでカメラ屋としての営業はしないのに。
そんな小暮写眞館から始まる小説。

面白かったので上下1000ページに迫るボリュームも、減っていくのが残念に思った。
後半では高校の鉄道研究会が出てくる。
会員にヒロシ君という高校生がいて、他人の気がしなかった。
さらに鉄道周辺が割と重要な舞台になったりしている。
鉄道小説といっては無理があるか。

それでも最後まで読み終わったところで千葉県のあるローカル線に乗りたくなった。
菜の花の時期がいいのかな。
計画しよう、飯給(いたぶ)駅行きを。
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2014年01月05日

選手権@駒澤陸上その2

駒澤陸上競技場、第2試合は市立船橋対京都橘の一戦。
はっきり言ってこの試合を目当てに来たといっても過言ではない。
藤枝東を破った京都橘を生で見たかった。
またその相手が市立船橋というのも良い。
期待を胸に試合を見た。

両チームの配置を見てオヤッと思った。
まず京都橘から。
藤枝東戦ではFWだった宮吉が左SHのポジションで、左SHだった中山がFWのポジション。
これはどういう狙いだったのだろうか、気になった。
一方の市立船橋、攻撃時には両SBがかなり高い位置を取る。
これは2バックと言ってもいいほど。
今までの市船とはちがうなあと思った。
一進一退で前半終了、第一試合より芝の悪さを感じさせない分、レベルが上かと思った。

と、このとき腹痛をもよおす。
我慢しきれずトイレに駆け込むも長い行列待ちもあり、席に戻ったのは後半開始10分後。
すると試合が動いているではないか。
なんという失態。
とにかく京都橘が先制ですね。
誰が決めたかも、このときは確認せず。

気落ちしている私とは躍動するのは京都橘の小屋松、追加点もこの男。
そのときやっと一点目も小屋松であることを知る。
思えば昨年の京都橘で一番惹かれたのは仙頭だった。
仙頭がいるから小屋松が活きると思った。
だが今年は小屋松が自ら輝きを放っていた。
いい選手だ。

試合は2−0で京都橘が勝利、2年連続で国立行きを決めた。

小屋松ばかりにどうしても目が行ってしまうが、京都橘の最終ラインの若さにも注目している。
1、2年生ばかりの最終ラインにもかかわらず、安定している。
来年もこのチームは強いんじゃないの、と今から来年度のことを思ってしまった。

選手権@駒澤陸上その1

久しぶりの更新となる。
今年は何とか続けられるよう努力します。

新年の生観戦の一発目、高校選手権の準々決勝の試合を見に駒沢陸上競技場に出かけた。
第一試合は星稜対修徳というカード。
試合の前にピッチを見て驚いた。
芝のコンディションが著しく悪いのだ。
正直こんな芝で試合をさせるのかと憤りに近い心境になった。

キックオフ、悪い予想があたる。
両チームともボールが繋がらない。
まだ星稜のほうが繋ぐ意識があったが、なかなか前に進まない。
特に見せ場もなく前半終了。

後半も特に見せ場はない。
一度、修徳のロングボールを星稜のGK近藤が後ろにはじいてポストにあたるというプレーがあったが、このプレーが一番ゴールに近かった。
後半もスコアは動かずPK戦へ。
ここで先ほど危なっかしいプレーを見せた星稜のGK近藤がヒーローになるから、面白い。
修徳のPKを3人綺麗に止める。
何かが光臨したようなセーブだった。

PK戦は強烈な印象を残したが、試合自体はピッチコンディションばかりが気になったという試合だった。

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